校長のひとりごと

暦は1年の折り返しとなった。

 令和6年7月1日暦は1年の折り返しとなった。 元旦に発生した能登半島地震から半年となった。 被災地の復興に向けて着実に進められている。 しかし課題は多く残されている。 被害の大きかった道路、 隆起や津波によって再開のめどが立たない漁港、 山積みになった災害ごみの処理等々。 道路の復旧は未定。 災害ごみは3年ほどの期間を要するようである。 何よりも家屋家族を失った人々の心の問題である。 そして恐れることは私達の記憶が薄れてゆくことである。
 アメリカ大統領の選挙運動が熱を帯びている。 二人の候補者のテレビ討論会の模様が放送された。 討論会の全てをみていた訳ではないので軽軽に話すことは避けねばならないがどうも互いの欠点を論うだけで政策論争に発展するようなことにはなっていない。 一方は年齢による激務に対する不安から今になって候補者を変えよとの流れが出てきている。 対する一方は煽り立てて優位に立とうとしている。 世界の強国アメリカの大統領は世界的の平和、 秩序を安定させる大きな影響力をもっている。 世界の国々は不安のうちに固唾をのんで見守るしかないのである。

24年07月16日