校長のひとりごと

　地球の温暖化が進み春の終りに早夏日となることが多い。 特に女性は紫外線が気になり、 このことに配慮手当が必要となってくる。 服装は軽くなり手足を蔽う面積は少なくなる故である。 先日諸用あって、 銀座・浅草へ出掛けることがあった。 外国からの旅行者で溢れていた。 コロナが完全に収まっている訳ではないが今のところは落ち着きをみせている。 近頃は外国では日本ブームで日本の文化、 食に興味関心をもつ人が増えている。 更に円安で安く品物を買うことができることも大きく起因しているといえる。
　特に欧米からの訪日者は非常にラフなスタイルで日本を楽しんでいる。 体が大きく皮下脂肪があるので日本人が肌寒く感じる程度では暑く感じるのであろう。 当然肌を露出させることになる。
　入れ墨は日本人にはマイナスのイメージがある。 入れ墨は罪を受けた人であることを示すためのものである。 しかし彼等にはファッションであり装飾の一部で自己表現をすることの一部であるらしい。 首・腕・足・臍などに入っている。 日本人の入れ墨で有名なのは北町奉行所遠山金四郎遠山桜である。 江戸火消し衆である。 火消しが火に巻き込まれて亡くなったあと誰とわかるためのものであったと聞く。 欧米の入れ墨と発想が違うのである。 文明開化以来欧米追従の根は未だ深く若者に遺伝子として残っているのか。 と老生は一人ごとをいっているのである。