校長のひとりごと

　世界に拡散して大流行したコロナは終息はしていないがおさまりつつある。 国と国の往来の規制は緩和されて来日外国人はコロナ以前に戻ったようだ。 都内をはじめ各地の観光地は欧米・アジアの訪日客で賑わいをみせていた。
なかでも韓国・中国の訪日客が際立っていた。 韓国・中国は旧正月で休みを利用しての旅行である。 異国の土地で光を浴びながらいただく料理は長く胃袋の襞に記憶される。 昨今日本料理の世界的注目度は頗る高い。 素材の特性をいかした料理は色取りも美しく美味しく身体にやさしい。 健康食であるとされ評価されている。 旅行での食は旅の良し悪しを決める重要なポイントだ。 訪日者のすし、 海鮮丼、 ラーメンの人気は他を寄せつけない。
　福島の原発から海洋放出されている処理水は身体に入っても健康に影響ないトリチウムを世界基準値以下におさえている。 原発を稼働している国はトリチウムを出さないのではない。 放出しているのである。 日本はこれ等の国以下のレベルであり国際機関もこれを認め人体に影響はないと発表している。 にも関わらず汚染水と呼び日本の海産物の輸入を制限し続け上げて拳を振り降ろさない。 どこに降ろそうか迷っているのか。 日本の海周辺で沿岸国は漁をしている。 汚染されている魚を見分けて漁をしているのであろう。
　日本の魚の安全に舌鼓を打ち、 来日客は皆満面の笑顔をみせていた。
　今日啓蟄。 鶯の声を聞き翡翠をみた。