校長のひとりごと

　遅ればせながら新年おめでとうございます。
穏やかに正月を迎え過ごされたことと思います。 本年も書専よろしくお願い申し上げます。 今年は十二支の卯の歳。 十二支を動物にあてて兎としていることはよく知られています。 昨年は虎。 勢いをもって地上を翔けているイメージから一変しておとなしい動物兎となりました。
　優しい性格から家内安全。 軽やかに跳躍する様子から 「飛躍」 「向上」 するものとして古くから親しまれています。 書専の皆様にはそれぞれ新たな目標をたてられ進められていることと思います。 兎に肖あやかり大いに目標達成されますことを願っています。
　正月は何か取りたててすることもなく御節をいただき酒を飲むだけのグダグダ生活。 例年通りとなった。 温かな陽に誘われ漫そぞろ歩いているうちに公園内に入った。 公園は有名な醤油会社が経営管理している近県では有名な公園である。 普段は近県から小中高生のレクリエーションで大いに賑わっている。 この時期だけは生徒達の喚声は無くひっそりとしずまっている。 常緑樹の木の中からいくつもの小声が鳴いている。 石をりあわせた鳴き声が特に響いている。 ガチガチとジョウビタキであろう。 梅林の梅はもう準備を整え始めている。 枝先の固い蕾の先にポツンと紅いものがみえる。 春をいち早く知り春到来をつげようとしているのであろう。
　毎年同じように正月はやってきて迎えるが、 迎える側は変わっていく。