校長のひとりごと

七月となった。 何が何だか訳もわからないままに半年が過ぎた。

七月となった。 何が何だか訳もわからないままに半年が過ぎてしまった。 と思われている方も多くおられよう。 暗いニュースばかりが目立ち明るい話題はとかく埋もれ気味であるきょうこのごろ。 そのような折元気づけられることがあった。
富士山は日本が世界に誇る名山である。 富士山を一目みた時からその美しさに国の内外の人を問わず魅了されてしまう。 美しさは頂上から裾野に向かうなだらかに長くのびた曲線にある。 また霊峰として日本山岳信仰の対象として崇められ日本人の精神的支柱ともなっている。 故に呼び名も不二、 富岳などとある。 入口が長くなってしまった。 「富岳」 は世界一となった。 山ではなくスーパーコンピューターのことである。 新聞報道にライバルを圧倒し4部門で首位を達成とあった。 首位の座を明け渡し苦闘すること8年。 首位を奪い返した。 内容は難しくて小生には全く解らない。 兎に角世界で一番ていうのがよい。 二番では駄目なんですかとある女性代議士がいった。 二番では駄目なんです。 日本の技術の底力を世界に見せた。 実に痛快。
二つめは白血病からの復帰を目指す競泳の池江璃花子選手が練習を開始した。 発生以前の身体はイルカのような流線型で泳ぐに理想な身体であった。 闘病の末のスリムなスタイルが画像に写し出されていた。 美しいフォームで水を切っていた。 4年後のフランスのオリンピックを目指すと笑顔で語っていた。 笑顔の奥に強い意志を感じとったのは私だけではあるまい。

20年07月13日