書道の知識や能力を活かす仕事は、想像以上に多いものです。
書道の先生や筆耕士はもちろん、ホテルや花屋さん、印刷会社、用具販売店、広告代理店、神社など、本校の卒業生はさまざまな分野で活躍しています。
また、会社勤めの後に独立して、書道教室を開いたり、書家としての道を歩むなど、将来にわたって活かせるのが書道の強みです。
卒業生の進路
国分 啓太さん
株式会社花智 筆耕士
2008年3月本科卒業
2009年3月専科・書道教育講座修了
研究科在学中
人生の節目に立ち会う生花にふさわしい書を心掛けています 冠婚葬祭用の生花を専門に扱う会社に勤めています。私がいる筆耕室では、生花に添える木札に社名や氏名を書く仕事を担当しています。また、結婚式の席札や葬儀の案内看板をつくることも大切な仕事。私たちが提供する生花は、結婚式、開店祝い、葬儀など、大きな喜びや深い悲しみが満ちる場所に置かれますので、読みやすいというだけでなく、その場の雰囲気に溶け込むように書かなければなりません。入社したばかりで、まだまだ先輩たちのようには書けませんが、好きなことを仕事にできた喜びは毎日感じています。これからも勉強をつづけ、一日も早く一人前の筆耕士になりたいと思っています。
木札の限られたスペースにバランスよく文字を配置することが大切。上司からOKが出たときにはホッとするという国分さん。「でも、筆を持っているときの緊張感が大好きなんです」
白瀬 久美子さん
株式会社 二翠堂
2007年3月本科卒業 2008年3月専科修了
自分が書きあげた看板を見ると、嬉しい! ホテルニューオータニ内で使用する案内看板や行灯等をつくっています。看板が完成したときや実際にホテルの中に掲示してあるのを目にしたときには、やっぱり嬉しいですね。
岩本 恵美さん
ホテルニューイタヤ
2000年3月本科卒業 2001年3月専科修了
書道が活かせるホテルに就職!
ホテルでは、席札やお礼状などを毛筆で書くことが多く、書道がとても役立っています。お客様と触れ合えるのもこの仕事の魅力。「ありがとう」の一言に、喜びを感じますね。
大澤 弘美さん
十輝印刷 株式会社
1995年3月本科卒業 1996年3月書道教育講座修了
TV に映った私の「書」!
普段は筆耕士として、封筒や賞状などの文字を毛筆で書いています。ときにはホテルの宴席で使う垂れ幕や、 朝の連続ドラマに使用する「のれん」を書いたこともありました。
出雲 美子さん
株式会社 翠祥堂
1995年3月本科卒業 1996年3月専科・書道教育講座修了
学んだことが用具の販売に活きています 都内にある書道道具のお店で、店頭販売や学校への卸、電話による注文販売を担当しています。この仕事を通して、紙や墨、用語の知識をさらに深めていきたいと考えています。